悪循環の医療経営

大分前から、病院は赤字経営を強いられていると聞く。医師も不足気味、病院へ足を運び待たされる時間は数時間。けれども赤字ということは患者の数は減っているはず。なのに数時間は待つとはどういうことか。それらを、順序よく考えていくと、「患者負担額が引き上げられた」→「患者離れ」→「赤字経営」→「過酷な労働環境のため医師達がやめていく」→「医師不足の中、患者を診ていくため数時間待たせることに」こういう流れが出来上がってしまっているのだろう。病院の経営はまったく詳しくないので、いろいろ調べた。地方によっては、予算の都合で予防接種のワクチンを満足に揃えることができない、なんていうこともあるそうだ。医療で経営困難は、深刻な問題のようだ。医師不足も見逃せない問題。医師が不足しては、診察すらままならない。それは患者ののみならず、看護師の悩みの原因でもある。現に僕の住んでいる町には、診療所と総合病院、医療施設はあわせてその二つしかない。産婦人科、婦人科、眼科、歯科、耳鼻科は隣町へ行かなくては存在しない。不便でもあるが、いざというときに対応しきれるかが不安だ。医療では、迅速な対応と、的確な処置を要することがある。間に合いませんでした、では済まされない。それが人の命がかかっていれば尚更だろう。十分な治療が出来る環境が医療施設だというのに、それが少ない。これは周りが思っている以上に深刻だろう。そのうち、数がもっと減っていったらどうなるだろうか。自分とは身近なところにある問題なのに、なにも出来ることがない。不安が積もるばかりである。